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2005年03月14日

「グリーンピア三木」の買取はまず経営内容など資料の提出と情報の公開を

282県議会 健康生活部審査で宮田県議が質疑

 兵庫県議会予算委員会で14日、日本共産党の宮田しずのり議員が、莫大な年金保険料がつぎ込まれたあげく、破綻が相次いだ年金保養基地の一つである「グリーンピア三木」を県が買い取ろうとしていることについて質問しました。
 宮田議員は、県が買収を前提に利活用検討事業を新年度予算と補正予算の両方に計上しているのに、「グリーンピア三木」の経営内容についての資料を出そうとしない問題で、「議案を提出する以上当然提出すべきだ」と追及。他の委員からも「おかしい」と声が上がりました。
 また、独自に集めた資料から見て「グリーンピア三木」の収支の黒字はわずかで、将来県の財政を投入しなければならなくなるのではないかと指摘。県が「行革」で県立保養施設を市町に払い下げる一方、300ヘクタールもの用地と500人収容の施設を買収するのは理屈が立たず、「買収する必要はない」とのべました。さらに利活用検討委員会について、公開し、議事録・資料を公表するよう求めました。
 県は取得目的についてまともな説明ができませんでしたが、検討委員会の議論の内容を公開することを約束しました。
 宮田議員は他に、ディーゼル規制適合車買い替えの県の支援について、条件緩和などの拡充と徹底を求め、県はPRの強化を約束しました。

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