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2005年03月01日

282県議会 筒井もとじ代表質問

福祉医療改悪おしつけ批判、被災者支援、少人数学級を追求
国民保護法に関係する条例案の撤回をもとめる

日本共産党の筒井もとじ県議が代表質問にたち、県知事などに質問しました。
 筒井県議は、井戸敏三知事の3年半の県政運営について、「勝ち組・負け組み」をつくりだす小泉自公政権のもとで、苦しんでいる県民を助けるどころか、福祉医療の改悪などを押し付けていることを強く批判し、改悪撤回と県民本位の予算編成を求めました。しかし、井戸知事は「全国的な廃止の流れのなかで維持した」と答弁し、特養ホームや保育所の待機者解消問題では、先の知事選挙で公約しながら、根拠なく「年度末には解消」との不誠実な答弁でした。
 大震災十周年をむかえ「個人補償と復旧のあり方こそが最大の教訓」と、住宅再建や民間住宅の耐震化促進を求め、県外避難者をただちにもどることのできる対策について、災害公営住宅の入居希望者の多い地域に優先枠を確保する改善を約束させました。
 また、県民の要望の強い少人数学級について、山形県が全国によびかけて6回目となる「少人数学級編制研究会」に県議団として参加し、不登校児童の減少、欠席日数の減少、学力向上といった大きな成果の報告があったことを紹介。兵庫県でも小学校1年生の三十五人学級を2年生以上にも拡大することを迫りました。
 その他、国民を戦争準備体制にまきこむ国民保護法に関係する条例案の撤回を求め、知事は計画をつくる協議会の人選について、法律家や在住外国人などを加えることの検討を表明しました。

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