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2005年01月30日

「なんてことを」――市町は困惑

福祉医療を守る運動 全県で急速に展開を

 「市民は不況で大変なときに、なんてことをしてくれるんだ、という思いはある」市の福祉医療の担当者は、複雑な心境を語ります。
 兵庫県は昨年末、「県行革」の福祉医療改悪(※)について、今年7月の強行を表明しました。
 多くの県民の命とくらしに直結している制度改悪にたいし、党兵庫県議団は、このたび県下25市の担当者への聞き取り調査を行いました。
その結果からは、
(1) ほとんどの市が、「県の改悪にあわせる」状況であること。
(2) 市独自の上乗せ制度のある自治体のうち、半分ちかくが改編を予定あるいは検討していることことです。
 市単独事業について
「3歳未満の医療費無料をなくし、県にあわせて一部負担導入予定」(養父)、
「すでに昨年7月に県制度にあわせる改悪をした」(川西)、
「重度心身障害者の上乗せ分を削減し、乳幼児医療費助成を拡充する予定」など、
これまで維持されてきた市民サービスがこの機会に改悪するひどい自治体もでてきています。
 日本共産党や市民運動団体は、知事あての署名活動など運動を広げていますが、福祉医療の削減阻止のために、県や市町の来年度予算編成や議会にむけて、全県で運動を急速に発展させていくことが求められています。

(※)県の福祉医療改悪:無料だった乳幼児(入院)、母子・父子家庭、重度心身障害者の福祉医療を有料化し、老人医療を、1割から2割に自己負担増するなどの内容。

福祉医療公費助成制度の対応 1月24日時点
「県行革」への対応市単独分の対応 備考
神戸県にあわせる検討中-
姫路あわせる方向で検討中継続-
尼崎県にあわせる継続-
明石検討中検討中継続の方向
西宮検討中改変乳幼児優先?
洲本県にあわせるなし -
芦屋県にあわせる改変-
伊丹県にあわせる継続-
相生県にあわせるなし-
豊岡県にあわせる合併後に検討-
加古川検討中検討中-
龍野県にあわせる改変新たな上乗せ制度を
赤穂県にあわせる継続-
西脇県にあわせる継続ただし合併まで
宝塚県にあわせる継続-
三木県にあわせる検討中-
高砂県にあわせる継続-
川西県にあわせるなし昨年7月に改悪
小野検討中継続-
三田県にあわせる検討中-
加西県にあわせる改変障害者削減・乳幼児継続
篠山県にあわせる継続-
養父県にあわせる改変県にあわせる
丹波検討中検討中-
南あわじ県にあわせるなし-
※これは現時点での市の意向であり、今後の変更はありえます。

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