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2004年11月05日

こども病院の改善・充実を

病院局審査(毛利りん県議)

 決算特別委員会「病院局」審査で毛利りん議員はこども病院の問題をとりあげました。
 現在のこども病院は、ハイリスクを背負った子どもたちにとって心強い一方で、すでに建設から35年も経過しており、様々な問題が起きています。
 毛利議員は、「理学療法士(PT)や言語聴覚士(ST)は子どもたちにとって必要不可欠であるにも関わらず、現在は不安定雇用であり、人数も足りない」と増員を要求。
 また、大人になっても引き続きこども病院で治療を受けたい(キャリーオーバー)患者の数が増え続け、そのための改善を求めました。一方キャリーオーバー患者のためだけでなく、現在のこども病院は非情に狭く、廊下に器材がはみ出していたり、一人のスペースがわずか畳三畳分しかないなどの現状を暴露。建て替えも含め、改善計画をつくり検討すべきと迫りました。
 県当局は、キャリーオーバーの必要性は認めたもののPTやSTについては、現状のままで適切。また、建て替えについては、考えにない事を明らかにしました。最後に毛利議員は、「現場を見るとそのような事は言えないはず!」と厳しく指摘しました。

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