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2004年12月08日

台風被災者への兵庫県の上乗せ住宅支援金について質問

総括部審査で毛利りん県議

 毛利りん県議は、台風被災者への兵庫県の上乗せ住宅支援金について質問しました。
 毛利県議は、「床上浸水世帯の25万円は、他府県の50万円にくらべ、低すぎる」と指摘し、その根拠について質問。県当局は、県が全壊世帯の上乗せ支援の上限を100万円としたのは国の制度にあわせるためと答弁し、被災者の被害の実態よりも、国の現行制度との整合性を優先し、支給金額を定めていることが明らかになりました。
 また、床上浸水でも損害10%未満は支給しないとする県にたいし、「現実に被害をうけており、すべての床上浸水被害に支援せよ」と迫りましたが、県当局は「一定以上の被害を前提」との立場を繰り返しました。
 さらに毛利県議は、浸水被害の特徴が、1階に大きな被害をうけて家具や家電の多くが使用できなくなっており、福井県の制度のように、被災者が家具などにも使えるように拡充・増額することも求めました。

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