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2004年12月09日

武田尾地区とリバーサイド地区の水害対策について質問

県土整備部審査でねりき恵子県議

 ねりき恵子県議は、台風23号で武庫川の洪水により洪水被害をうけた武田尾地区(宝塚市)とリバーサイド地区(西宮市)の水害対策について質問しました。
 ねりき県議は、洪水被害を受けた両地域は、河川能力を大幅にこえる水量がおそったことを明らかにさせ、「住民が安心できるよう、宅地や護岸道路のかさ上げ、移転補償も含めた抜本的な対策が必要」と求め、「かさ上げや川幅をひろげるなど、今後の計画で検討する」と約束させました。
 また、今回の水害がおきるまで、武田尾地区の治水計画がなかったことや、リバーサイドでも治水対策の遅れたのは、「ダムありき」の姿勢で、危険な地域を放置してきたと批判し、ダムあるなしに関わらず、安全な治水対策をすすめることを提案。その際、県としてまず住民に計画案を示し、住民合意で計画を策定することを求めました。
 県当局は、「計画のいろんな段階で地域の声を聞く」と答弁しました。

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