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2004年12月06日

台風被害対応と被災者支援について質問

企画管理部審査で毛利県議

 毛利りん県議は、台風被害対応と被災者支援について質問しました。
 「床上90センチの浸水を受け、病気で高齢の夫と姫路の娘の家に避難している」「70日たつのに『におい』がとれない」毛利県議は、台風21号被害をうけた赤穂市東有年の被災者の悲痛な声をとりあげました。「自宅で日常生活を続けている」と現実を見ず、冷たく「災害救助法」適用を拒否する県の姿勢について、「現に救助を必要としている被災者を助ける」姿勢を求めました。「救助は終了している。市に連絡はとった」と言い訳に終始する県当局にたいし、毛利県議は「困っている被災者にそんな答えが言えるのか」と強く批判しました。
 また、毛利県議は、被災者が支援金を申請するさい、「申請する世帯」が問題となるが、国の通知では、同居して住民票で世帯分離をしていなくても、複数世帯を個別に判断できることを指摘し、被災者が世帯の収入条件等で対象外と誤解しないように、周知することを求めました。県当局は通知の中身を認め、「ていねいに対応する」と答弁。
 さらに、被災者向けの貸付金(300万円以内)が、金融機関で「貸し渋り」になっており、実際に借りられていない状況で、「なんのための制度か」と強く批判し、金融機関に働きかけ、ただちに改善することを求めました。県当局は、貸し渋りの事例があることは認めましたが、金融機関の独自のチェックはやむをえないとひらき直る答弁でした。

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