被災者への公的支援を手厚く 署名と救援募金を訴え
「台風被災者への手厚い公的支援を」と日本共産党は井戸敏三兵庫県知事への請願署名を呼びかけています。 16日夕、神戸市のJR元町駅前で兵庫県委員会と県議団が署名とともに台風被災者と新潟県中越地震被災者への救援募金を訴えました。 請願署名は少なくとも全壊600万円、大規模半壊300万円、半壊200万円、床上浸水・一部損壊50万円などの公的支援をすること、被災者生活再建支援法の抜本的な改正を国に求めるよう訴えています。 中村まさひろ県議団長は、づづき研二団幹事長らがハンドマイクで「京都府では国の制度とあわせて全壊に600万円を支給したり、所得制限なしに床上浸水にも助成します。被災者の住宅再建には公的な支援が必要です。ぜひ署名にご協力ください」と訴えました。 署名をした西宮市の赤堀明広は「阪神淡路大震災で私の自宅も全壊した。被災者の方々の気持ちがよくわかる。これから雪が降ると大変。早く住宅再建できるよう支援してほしい」と話しています。広島から旅行に来たという専門学校生の岩本真樹さんは「広島も水害にあった。被災者はほんとうに気の毒。家を建て直せるようにしてほしい」と語っていました。
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