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2004年11月09日

「兵庫でも京都と同様の支援を」の声ひろがる

台風23号被害で、京都府が、全壊に最高600万円(国の支援金を含む)、大規模半壊に300万円(同)、半壊に150万円、床上浸水と一部破損に50万円を助成する独自の支援策を決めたことに、兵庫県の被災者から「せめて京都並みの支援を」と県や国に求める声があがっています。

●豊岡市で居酒屋を営む岡田美千代さん


 家も店も一階のものはほとんどパーです。押入れの上の段まで水がきて、台所もお風呂も使えません。食器棚は水圧で割れました。店はずっと閉めたままです。
 京都と比べて、兵庫の支援策は不満ですね。震災も経験しているのに、こんな不十分な支援しかないなんて。せめて生活していけるように、兵庫でもちゃんとした制度をつくってほしい。

●西脇市に一人で暮らす松本まささん


 京都はうらやましいですねえ。それに比べて、兵庫県の貧しさにはあきれてものもいえません。
 床上1メートルまで浸水して、50年かかって集めた家財道具をみんな捨ててしまいました。壁は落ちたままですし、床下もまだ乾かなくて、毎日憂うつです。月7万円の年金では、補修費用なんてとても出せません。数万円の見舞金(床上浸水の場合)で済まされたらどうしようもないです。

●洲本市で金物屋を営む福田操さん


 店舗付き住宅が浸水しました。泥水ですから、さびやほこりが出てきて、商品は元の値段では売れません。機械類は修理に出していますが、使えるかどうか…。いまはくらしを元に戻すのに精いっぱいです。
 こういう非常事態にこそ、生活を立て直すために行政に助けてもらわないとやっていけません。ぜひ、京都並みの支援をお願いします。

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