9月議会 つづき研二県議の請願討論
つづき議員は、県「行革」による福祉医療削減計画の撤回などを求めた請願の採択を強く主張しました。県は、「負担の公平性」を理由に福祉医療費助成を削減しようとしているが、対象となる高齢者、障害者など、もともとハンディを背負う弱者の負担増は不公平の拡大になると強調しました。 障害児教育の充実を求めた請願について、県立こやの里養護学校・阪神養護学校は全国でも過大規模で、教室などの面積が国の基準の6割、7割という環境で学ばざるを得ないという劣悪な実情をあげ、立ち遅れた障害児教育の改善を求めるのは「議会人として当然」だと採択を求めました。 また、小学校の35人学級の拡大、教育基本法改悪反対の意見書提出、乳幼児医療無料化をそれぞれ求めた請願についても採択を主張しました。 これら5件の請願は、自民、連合(民主・社民)、公明、21世紀クラブなどが反対し不採択となりました。 なお、DV施策を県の重点施策とすることを求めた請願など2件が全会一致で採択されました。
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