宮田しずのり県議の本会議一般質問(3月4日)
4日の兵庫県議会で、日本共産党の宮田しずのり議員は一般質問にたち、行財政改革関連の「重度心身障害者(児)の医療費助成・厚生専門学院存続。小児救急医療、介護施設の増設と高齢者住宅のバリアフリー化、実効性のある「広域土地利用土地プログラム」の提言について質問しました。 宮田県議は、今まで、無料だった重度心身障害者(児)の医療費を外来1000円入院2000円までの自己負担導入について「断じて容認できるものではない」と主張しました。 多くの障害を持つ重度の患者は、合併症をもち複数の医療機関を受診しなければならない事。同時に大変な生活の状況を具体的に紹介しながら、障害者にとっての負担の大きさを指摘しました。 これに対し井戸知事は、今まで同様「わずかな負担」であり福祉を後退させるものではないと今までと同様の答弁をおこないました。 また、介護の問題では、老老介護の大変な実態も示しながら、様々な問題を指摘しました。「知事も現場に行って現場の実態を認識すべき」としながら、特別養護老人ホームが不足しているのは明らかであり、市町まかせにしないで、県として県有地の提供なども視野に入れて促進すべきと主張しました。 当局は県有地の活用がはかられるように勤めたいと答弁しました。 |