このサイトは旧サイトです。最新情報などはこちらをご覧ください。
メニューをスキップする TOPページへ 本会議へ 予算決算特別委員会へ ニュースへ 政策見解へ 県会報告へ リンクへ スケジュールへ
2004年03月01日

鳥インフルエンザ 検査と消毒が十分できる体制を

農林水産常任委員会(3月1日)
毛利りん県議が対策をせまる

 兵庫県議会の農林水産常任委員会が1日開かれ、鳥インフルエンザ問題について審議しました。
 日本共産党の毛利りん県議は、「安全確保の一番の大もとは検査だ」として、県が一日から京都府丹波町の浅田農産船井農場から半径30キロ圏内の養鶏農家への立ち入り検査をおこなっている件をとりあげ、「検査が目視と聞き取りだけでは不安が残る。国の防疫マニュアルにそったモニタリングをやるべきだ」と要求。
 あわせて、検査すべき鶏は32万3000羽なのに検査人員は32人にすぎないことを批判し、十分な人的配置を求めるとともに、県の責任で必要な全養鶏場の消毒を要求しました。
 移動制限区域などの養鶏農家・業者への補償について、「農家が損失の心配をせず、何かあった場合にうちの鶏がおかしいと報告できるためにも必要」と強調。「国と県で被害実態に見合う全額補償の支援をすると表明すべきだ」と迫りました。青砥謙一防災監は、「提案も参考に山口の例を十分に参考にしながら対応を考える」と答えました。
 浅田農産船井工場から出荷された鶏から鶏インフルエンザ陽性反応がでた、八千代町の食肉処理場「アリノベ」で殺処分した6860羽の処理方法をめぐって、付近住民から心配の声があがっていることも紹介し、埋設でなく県の焼却施設で焼却することを強く求めました。県側は、「大きな選択肢の一つ」と答弁しました。
 また、同日の議会運営委員会で日本共産党のつづき研二県議が、「補正予算案が提案されているが、鳥インフルエンザ関係の補正予算増の新たな措置はいらないのか」とただし、県側は「とりあえず予備費で対応するが、必要となれば議会と相談したい」と予算増の可能性に言及しました。

前のページへ戻る このページの上へ
Copyright(c)2001-2018 日本共産党兵庫県会議員団