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2004年01月29日

問題次つぎ 「県行革案」
撤回へ 学習決起集会

 県民いじめの「行革」ストップ!要求実現連絡会
 日本共産党兵庫県議団 共催

1月25日(日)午後2時〜

県民会館にて



 日本共産党兵庫県議団は、「県行革」に反対する県下の広範な団体の連絡会と共同で、「学習交流集会」を開き、150人の参加者が会場いっぱいにあふれました。
 集会では、神戸女学院の石川助教授から、「行革」の背景にある世界と日本の構造的問題の講演がありました。 
 その後、保育関係者、歯科医師から「福祉医療制度の改悪反対」「入院給食代補助の廃止は大問題」などや、総合衛生学院OBの助産師の女性からは、「廃止反対の4,500人分の署名を知事に提出」、県職労組から県民サービスの低下の問題などが報告され、「県行革」が道理なく、県民のくらし・福祉をいかに後退させるか、次々と報告されました。
 日本共産党の宮田静則県議は、県議会での論戦を踏まえつつ、「会費程度の応分の負担」「県の役割は終わった」など、県民犠牲の理不尽な「県行革の根拠」を厳しく批判し、公共事業優先の税金の使い道を変えれば、福祉・医療・教育の充実ができることを、数字的にも明らかにして、「行革」にたいする今後の取り組みを提起しました。
 また、意見募集での800件の応募や、市町の反対意見、各種団体の運動などによって、与党会派や県当局を追い込み、「医療費助成改悪の来年度実施見送り」という重要な変化も出ており、さらに大きな運動を起こし、「撤回させるまでがんばる」ことが強調されました。

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