272回定例県議会 いそみ恵子県議が一般質問
待機児童の解消へ 公立保育所の増設を
日本共産党のいそみ恵子議員は、3日の兵庫県議会で一般質問を行いました。 井戸知事は昨年12月の本会議で、保育所の待機児童は「来年度には解消する」と答えていましたが、待機児童は逆に増え続けています。 いそみ議員は、保育所の新増設が少なく、無理な定員増が「詰め込み保育」をまねいている実態を示し、定員増に頼るのではなく公立保育所を基本に新増設に全力を注ぐよう迫りました。 井戸知事は、年度途中で待機児童が急増したため、新増設とともに「定員の弾力化」で対応した。保育水準の向上については引き続き国に働きかける。保育所の創設は公立のみで対応すべきとは考えていないなどと答え、待機児童の解消に責任ある態度を示しませんでした。 また、いそみ議員は、県道整備のあり方と阪急甲陽線の踏切問題について、地元の強い要望である当面の安全対策として周辺道路と踏切内に、双方向とも一定幅員の安全な歩道を設置を急ぎ、186億円もかかる「阪急甲陽線の地下化」計画は、住民主導で地域の景観を含めまちづくりの広い観点で再検討するよう提案しました。 県は、地下化をはじめとする現行計画に固執しました。 このほか介護保険料滞納に伴うペナルティ問題、NPO活動支援、「ピンクちらし」配布規制問題について質問しました。
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