ねりき恵子県議が請願討論
ねりき議員は、13件もの請願が審議未了とされることに、「各党の態度表明を避けることは、政党としての責任を不問に付す」と厳しく批判。「県民生活を左右する重大で差し迫った課題ばかり」だと採択を求めました。 アメリカのイラクへの武力攻撃に反対する請願について、国連決議がなくてもイラク攻撃を行うことを言明したアメリカと、アメリカの武力行使を認める修正決議案を支持した小泉内閣を批判。「戦争をやめ、国連の枠組みで解決」を求めた請願の採択を主張しました。健康保険3割負担の実施凍結を求める請願について、医療費負担の引き上げは受診抑制により県民の健康破壊が広がる重大問題で、全国で凍結を求める動きが広がっていると、採択を求めました。この請願は、委員会審査で公明党だけが「不採択」を主張し、自民党などが「結論を出さない」ことに賛成、本会議で審議未了となったものです。 ねりき議員は、「不採択」とされた「年金の引き下げ中止」「乳幼児医療無料化」「庶民増税中止」を求めた各請願や、宝塚市での市条例を無視したパチンコ店の出店強行に対し県独自の規制を求めた請願など5件の採択を求めました。これらは、自民党・公明党などの反対で不採択となりました。
|