議員提案による「議員報酬」に関する条例の改正について
私は、日本共産党県会議員団を代表して、議員提案第4号議案、「議会の議員報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案」について、賛成の立場から討論いたします。
日本共産党議員団は、かねてより県民の付託にこたえるため議会改革を進めることを主張して参りました。その一環として、昨年11月に「議員報酬の引き下げ」および「費用弁償の実費支給」について条例改正を提案し、費用弁償については実費支給となりました。
今回の提案について、兵庫県民の生活がいっそう深刻化しているもと、議員報酬の引き下げそのものは必要と考えます。
ただそれは、いわゆる「自ら身を切る」という言葉で、「議員定数削減」や議会にかかる経費をむやみに削るということではなく、兵庫県議会議員には、県民の切実な願いを県政に届ける、税金のムダづかいをチェックし、県政について県民に知らせる、県民要求の実現を図るという重要な役割があることを十分に認識し、議会活動を進めていくべきであることを申し添えて、討論を終わります。
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