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本会議 第315回本会議議員提出議案反対討論 宮田しずのり
2012年12月14日

政務調査費の使途の拡大、さらなる透明性の確保や厳格な運用を

私は、日本共産党を代表し、上程された議員提出第9号議員提出および第11号に反対の立場から討論を行います。

議員提出第9号「兵庫県政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例」案は、地方自治法の改定にあわせ、政務調査費の名称を「政務活動費」に変更し、交付の名目を「議会の議員の調査研究活動に資するため必要な経費」から「議会の議員の調査研究その他の活動に資するため必要な経費」とし、費目を設定し、「その他の活動」に使途を拡大するものです。
議員活動にたいする公費支出のあり方については、十分な透明性と住民合意が確保される中で、議員活動にふさわしい基準を検討することはありうることです。
しかし、政務調査費をめぐっては、使途の透明性がなお十分でなく、また、使途そのものについて、税金を充てるべきでない内容に充てられているなどとして住民監査請求や住民訴訟の対象となっている事例が全国的に発生しています。兵庫県議会でも、1円からの領収書添付が始まったばかりで、いっそうの透明性確保と使途について厳格な運用が求められています。
政務調査費の使途について住民の信頼をえるいっそうの努力が求められるときに、合理的な説明も県民的な議論も不十分なままに、「その他の活動」と使途を拡大する改定には、県民の理解は得られません。よって、本議案に反対です。
議員提出第11号「兵庫県議会基本条例の一部を改正する条例」議案についても同様の理由で反対します。
以上で討論を終わります。

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