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本会議 第306回本会議補正反対討論 杉本ちさと
2010年10月6日

私は、日本共産党県会議員団を代表し、平成22年度兵庫県一般会計補正予算第85号議案の2点について反対する立場から討論を行います。

国の経済危機対応の地域活性化予備費活用事業で加古川小野線東播磨南北道路建設事業が含まれています。
6キロメートルに660億円もかける地域高規格自動車専用道路の東播磨南北道路1期事業については、これまでもわが党は、多額の費用をかけすぎるのではなく、一般道にして費用負担を減らすことを主張して、反対しています。
現在すすめられている事業そのものに反対しているため、本議案にも反対です。

次に、関西広域連合の運営のための分担金(1340万5000円)についてです。
県は、自主・自立の関西の実現をめざし、地方分権改革の突破口を開くため、府県域を超える広域行政課題に対応する責任主体として創設する関西広域連合への分担金と説明していますが、そもそも関西広域連合に、奈良県や三重県、福井県が加入せず、また大きな力をもつ大阪市や神戸市、京都市、堺市の4政令市が加入しないもとで、防災や観光、産業振興など広域行政の課題に対応するといっても、現実的にできないのではないでしょうか。
防災や観光など広域事務は、すでに府県間の協定が行われている事務であり、新たに広域組織をつくる必要はないと考えます。
関西広域連合の設立には賛同できない立場から、本議案に反対です。

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