議会報告

  • 2019年11月08日
    予算・決算特別委員会

    2019年度予算特別委員会 公安 庄本えつこ

    ■地域住民の要望である西分庁舎跡地の利用を

    庄本えつこ委員 共産党の庄本えつこである。

    旧尼崎西警察署、現尼崎南警察署西分庁舎についてお伺いしたいと思う。

    昨年、南警察署の建て替えに伴って、西分庁舎が廃止されるという説明を受けたとき、即、私はだめだ、認められないと申し上げた。それは、尼崎で交番が減らされたり、交番に現職警察官が常駐していないために相談したくてもできなかったなど、市民から不安の声が寄せられていることを知っていたからである。

    この旧尼崎西警察署西分庁舎の地元の皆さんは、なくしてほしくないとおっしゃっている。2006年だったと記憶しているけれども、当時の尼崎中央警察署と西警察署が統合され、南警察になるということになったとき、地元の大きな運動によって、機能は随分縮小されたものの、西分庁舎として残り、地元の皆さんに喜ばれた。国道2号線と同位線の角という地にあり、ユニークな交通監視塔は、シンボル的構造物で、地元の皆さんや子供たちが慣れ親しんでるだけでなく、自動車で通る人たちの認知も高いと思われる。地元の残してほしいという要望について、どのように認識しているのか、お聞かせいただきたい。

    〇答弁:警務部長(石井敬千) 尼崎南警察署の西分庁舎については、委員ご指摘どおり、平成18年に尼崎市内4警察署の再編整備に際して、旧尼崎中央署と旧尼崎西署が統合されて、尼崎南警察署となった際に、この際、尼崎南署の定員が増加したので、今の尼崎南警察署庁舎に収容することが困難という状況があった。

    したがって、その庁舎を建て替えするまでの間、暫定的に当時の尼崎西警察署庁舎を今のような形の西分庁舎として活用することとして、現在に至っているところである。

    このたび、尼崎南警察署庁舎を建て替えるという時期を迎えて、今の予定では、平成33年頃には、全署員を収容することができる新しい尼崎南警察署の新庁舎が完成する予定なので、これは、新しい庁舎完成した後に、今のようなままで二つの庁舎に分けて署員を配置すると、これなかなか業務運営上不合理、非効率的な面も出てまいるというふうに考えていて、尼崎南警察署の新庁舎の完成を機に、全署員を一つの庁舎で勤務させて、西分庁舎の担当区域も含めて、効率的に業務を推進したい。このように考えているところである。

    しかしながら、委員ご指摘のとおり、地元の住民の方にとっては、長年あった施設がなくなるということで、いろんなご意見、不安もあるかと思う。こういったことも県警としても重々承知していて、今後、尼崎南警察署の新しい庁舎ができた後に、この西分庁舎周辺の地域も含めて、どういった安全・安心の確保の方策を進めていくか、そのときの治安情勢、いろんな情勢も踏まえながら、しっかりと検討してまいりたいと考えている。

    以上である。

    庄本えつこ委員 ありがとうございます。歴史的に見ると、尼崎センタープールモーターボート競技場があり、地元の治安対策としても、西警察が設置されたと聞いている。

    その頃は、ボートで負けた人が勝手に家の玄関に入ってくる。お金を貸してほしいと言ってくる。ごみ箱を蹴飛ばすなどの迷惑行為が横行する中、西警察の存在、役割は本当に大きなものだった。今では、ボートが行われる日は、警備員が配置され、送迎バスなどによって迷惑行為は少なくなったとはいえ、酔っぱらった人が歩いている姿はまだまだあるし、勝ち券というのか負け券というのか分からないが、その券をちぎって、散らばっているという状況まだまだある。住民の体感治安を考えると、廃止すべきではないなというふうに思っている。警察のあり方懇談会の報告書は、統廃合ありきだけれども、地元の声を無視してはならないのではないかと思っている。

    この問題について、私は事あるごとに、なくすべきではないとお願いし、西川本部長からも、検討するとの答えをいただいている。

    本来なら、今のままで残してほしいが、治安的に不安であることから、残すのが無理なら、交番などの何らかの形で残してほしいというのが地元の要望である。この要求を酌み取っていただきたいと思うけれども、いかがか。

    〇答弁:警務部長(石井敬千) 尼崎南警察署西分庁舎がなくなった後の跡地について、住民の方々から、交番を設置できないかと、そういったご要望があることも承知している。

    一般的に交番の設置については、管内の人口、あるいは犯罪、事故の発生状況、あるいは隣接交番との距離等々、そういったことを踏まえて、総合的に検討しているところであるが、現在、県警察においては、全般的に交番等の再編整備、これの検討を進めているところであるので、この状況も踏まえながら、西分庁舎跡地への交番設置の要否についても検討してまいるというふうに考えている。

    庄本えつこ委員 ありがとうございます。私は常々、県警の職員もそうだけれども、特に尼崎の現場の警察職員の方々のフットワークのよさに本当に感心をしている。交通事故多発問題などを相談すると、必ず現場に行って、状況把握をしてくれるし、地元の皆さんの話もよく聞いてくれる。南警察の建て替えに関わって、工事の騒音の苦情のときも、すぐに現場に行かれ、報告をしていただいた。だから地元の皆さんにとっては、交番があるということが本当に安心感を持つことができるのだと考えている。土地が尼崎市のものだということもあって、いろいろ大変だとは思うけれども、ぜひ地元の要望をかなえていただくよう重ねてお願いし、質問を終わる。ありがとうございました。

ページの先頭へ戻る