議会報告

  • 2021年03月22日
    本会議

    第353回本会議 議員報酬削減賛成討論 ねりき恵子

    日本共産党県会議員団を代表して、議員提出第14号議案「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」、議員提出第15号議案「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」について、両案に賛成の立場から討論を行います。

    第14号議案は、2021年4月1日から2022年3月31日まで、議員報酬月額並びに議長及び副議長の役員加算額について、条例の附則に基づき、5%削減の特例減額を行うもので、第15号議案は、特例減額を15%削減する内容となっています。

    日本共産党県会議員団は、かねてより議員報酬3割削減を主張してきました。
     現在、議員報酬は条例の本則で5%、附則の特例減額で5%、合わせて10%の削減が行われています。

    県民の暮らしは、新型コロナウイルス感染症の影響で深刻な実態です。民間給与水準は、1997年~98年のピーク時に比べて、コロナ感染症の影響が現れる以前の2019年度水準でも約10%程度の減となっています。国の社会保障切り捨て、県行革のもとで福祉・医療の削減や、さらに消費税増税などによる負担増が家計を圧迫しています。
     そのうえ、新型コロナウイルス感染症の収束が見えないなかで、飲食業、小売業、製造業、運輸業、観光業などあらゆる業種で、経営難が広がっています。

    県民の暮らしがいっそう深刻化しているもと、引き続き議員報酬の引き下げは必要との立場から、第14号議案、第15号議案に賛同するものです。

    以上、私の討論を終わります。

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