政策・見解・議員団活動
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斎藤知事の失職、出直し選挙出馬表明に対する談話
2024年9月26日
日本共産党兵庫県委員会 委員長 松田 隆彦
日本共産党兵庫県会議員団 団長 庄本えつこ
斎藤知事は、本日26日午後3時の会見で不信任可決への対応で、失職し、出直し知事選挙に出馬する意向を表明しました。文書問題発覚以降、自らの行為で県政を混乱・停滞させた責任を最後まで認めず、今日まで過ぎたことはあまりにも遅い判断と言わざるを得ません。本来は、自らの責任を認め、辞職すべきであり、依然として責任を認めない態度にあらためて怒りをもって抗議するものです。
今回の兵庫県知事選挙は、第一に県政の混乱・停滞を解決し県政を正常化させる選挙です。斎藤氏にその資格がないことは明らかです。知事選挙の争点の第二は、県民の暮らしを支える様々な施策を削る一方、高速道路建設など無駄な大型開発を続けてきた3年間の斎藤県政に審判を下すことです。
斎藤県知事は、先週末から、くり返しメディアに出演し「3年間の実績」をさかんにアピールしていますが、知事が盛んに強調する「県政改革」の実態は、県民のいのちや暮らしを支えてきた県の施策を削ることでした。斎藤知事は就任直後から、兵庫県独自の県民サービス、施策を切り捨てました。また、すべての県営施設を対象に、民間公募による指定管理者制を導入し、公的な責任を放り出しています。国の方針に従い急性期病床の削減や医療機関の統廃合、高校の統廃合などを進め、播磨臨海地域道路など不要不急の大型開発は推進する、その一方で女性副知事の登用、少人数学級の実現など公約は実行しませんでした。憲法が輝く兵庫県政をつくる会」から県知事選をめざす、医師・おおさわ芳清さんは、こうした「県民不在」、「県政私物化」の斎藤県政を信頼と安心の県政に転換するために、県政正常化と県民の命と暮らし、安心を支える「すぐやる政策」を発表し、行動を開始しています。
日本共産党兵庫県委員会と県議団は、住民の苦難軽減に力をつくすという原点にたち、おおさわ芳清さんを推薦し、ともに知事選をたたかい、兵庫県政の民主的で公正な転換のために力をつくします。以上