政策・見解・議員団活動

  • 2024年08月30日
    申し入れ

    兵庫県議会として齋藤元彦兵庫県知事の辞職を求める態度表明についての申し入れ

    兵庫県議会議長 浜田 知昭 様


     日頃より県政発展のために尽力いただいていることに敬意を表します。

     齋藤元彦兵庫県知事の違法疑惑の文書による告発から5カ月が経過しました。
     齋藤知事は、告発文に対し、「事実無根」「うそ八百」「公務員失格」ときめつけ告発者を解職し、懲戒処分を行いました。

    しかし業者からの贈答品や、職員への叱責などの事実が明らかになり、告発文書が「事実無根」「うそ八百」とは言えないことは明白です。処分ありきの内部調査に対し、批判の声が広がるとともに、告発者の自死という最悪の事態を含む混乱に陥っています。

    齋藤知事は、「処分は適正だった」「業務上必要な指導であった」「県政を前にすすめるのが私の責任」などと繰り返すのみで、告発に対し、真摯に向き合うことも、反省もない姿に県民からの怒りと知事辞職を求める声が大きくなっています。

    停滞と混乱から抜け出し県政の正常化をはかり、県職員のみなさんが、県民の奉仕者として、生き生きと力が発揮できるようにすることが求められています。

    日本共産党兵庫県会議員団は、すでに齋藤知事に対し、「こうした事態を招いた責任をとり、辞職することを強く求める」という見解を表明し、知事にも届けています。

     

    県議会においては、文書問題特別委員会で疑惑に対する真相究明の努力が重ねられており、いかなる事態においても、齋藤知事らの疑惑解明を徹底して行っていくことが必要です。

     同時に、広範な県民が一刻も早く知事が辞職することを求めていることに鑑み、県議会と

    しても知事辞職に対する態度表明が求められていると考えるものです。

    県議会議長におかれましては、県民のこうした世論を受け止め、不信任決議など、県議会として、とりうるあらゆる手立てにより、齋藤知事の辞職を求める態度表明を行うよう強く申し入れるものです。

    以上

    2024年8月30日
    日本共産党兵庫県会議員団
     庄本 えつこ
    久保田 けんじ

ページの先頭へ戻る