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2005年(平成17年)度決算特別委員会公安委員会審査 宮田しずのり
2006年12月11日

信号機の設置をすすめ、交通事故対策の強化を

■宮田しずのり■ 私は、交通事故防止対策に絞ってお伺いをしたい。
 県民の安心・安全なまちづくりを推進していく上で、交通事故を減少させるということは大きな課題の一つだと考えており、これまでもさまざまな機会に質問や要望をしてきたところである。そこで、改めてきょうお聞きする。
 まず、県内の交通事故の近年の状況、特に人身事故、その中で死者あるいは負傷者の状況がどうなっているか、念のためお聞きをしたい。

■上山交通部長■ 県下の交通情勢については、まず、死者数は昨年260人、前年と比べてマイナス8.8%、25人減少し、本年も10月末現在196人、前年と比べてマイナス9.7%、21人の減少を見ている。人身事故件数は、昨年4万2780件で、6年ぶりに増加傾向に歯どめがかかり、本年も10月末現在3万4037件、前年と比べてマイナス2.4%、845件減少している。
 昨年発生した死亡事故の主な特徴としては、年齢別では高齢者の死者が99人と、全死者の38.1%を占め、また、違反別では速度超過による死者が63人と、全死者の24.2%を占め、依然として死亡事故の第一原因となっている。
 なお、昨年の交通死亡事故発生状況を交差点、単路、踏切、その他の場所の道路形状別で見ると、全死亡事故件数の40.9%に当たる103件が交差点及び交差点から30メートル以内の地点で発生し、59.1%に当たる149件が単路で発生している。現在、事故危険箇所対策として、事故発生率が高い危険箇所255ヵ所を県下で抽出し、道路管理者と連携を図り、交差点の改良、交通規制の見直し等を推進しているところである。

■宮田しずのり■ 死亡者数あるいは事故の発生件数等、減少しているという答弁であるが、しかし、人身事故は毎年4万3000件からの発生であるし、死者も減少したとはいえ、300人近くある。特に、負傷者が5万3000人から毎年あるわけである。これは調べてみると、例えば、洲本市だとか淡路市だとか、それぞれの市の人口に匹敵するぐらいの人身事故の件数である。本当に大変な数だと思う。
 そこで、今、事故の発生の原因あるいは場所等についてお話しがあった。それを見ると、交差点あるいはその付近での事故の件数が全体の4割を占めているということで、特に昨年は、私の記憶では51%にもなったと思うが、交差点あるいはその付近での事故というのが非常に多いというふうに思っている。
 そこで、交差点での事故の中で、信号があるところと信号のないところの事故の割合というのは、どういうふうになっているのか。

■上山交通部長■ 昨年の交差点――これには交差点から30メートル以内の地点を含んでいるが――における人身事故件数は2万2464件で、全人身事故件数の52.5%を占めている。次に、県下には約6900基の信号機が設置されているが、信号交差点と無信号交差点において発生した人身事故の件数は、信号交差点で8399件、全交差点事故の37.4%、無信号交差点では1万4065件、全交差点事故の62.6%となっている。
 昨年、信号交差点で発生した人身事故を形態別に分析したところ、車両相互が5574件で66.4%を占めており、うち、追突時が2151件と最も多く、自転車対車両が1730件、人対車両が772件発生しており、これらの事故の原因を見ると、車両相互では優先通行妨害、自転車対車両では信号無視、人対車両では歩行者妨害が最も多くなっている。
 無信号交差点においては、車両相互が7841件で55.7%を占めており、うち、出会い頭が4931件と最も多く、自転車対車両が4777件、人対車両が994件発生しており、これらの事故の原因を見ると、車両相互、自転車対車両とも一時不停止、人対車両では歩行者妨害が多くなっている。

■宮田しずのり■ 交差点あるいはその付近の事故が52%を占める、そのうちの信号機がないところが63%からあるという説明である。この兵庫県内の交通事故を抜本的にというか、大幅に減少させる上で、この交差点対策というのは本当に大事な方策の一つだと思う。
 そこで、信号機の設置の状況についてお聞きをしたいが、ここ二、三年の各警察署から県警本部に毎年上げられてくる信号機設置要望の上申書、これが幾らずつあるのかということと、実際に信号機が設置された数はどうなっているかということをお尋ねしたい。

■上山交通部長■ 平成17年については、県下で415ヵ所の信号機の設置上申を受けたが、これらの中には、道路形状により、物理的に信号機を設置することができない箇所が280ヵ所あり、これを除いた135ヵ所中、交通の安全と円滑、交通実態などを総合的に判断して80ヵ所に設置したところである。

■宮田しずのり■ もう1回お聞きするが、そうすると、この上申書が上がってきた中で、280ヵ所は信号機は設置できないということであるが、各警察署から上申書を上げるまでに、公安委員会の方から一緒に現地に調査に行ったり、あるいは各所管の警察署は、そこに信号機が必要かどうかということを事前によく調査をして、信号機の設置要望が上がってくると思う。なぜ280ヵ所も、もともと設置できないようなものが上がってくるのか、もう1度お願いする。

■上山交通部長■ 280ヵ所の上申と申し上げたが、これは署にいろいろとご要望があり、委員ご指摘のとおり、本部からも現場を視察をしている。ただ、その現場を見たところ、信号機を立てる場所がない、道路構造的に道路の幅員が狭隘で車両が離合できないなど、そういう面から、物理的に信号機が設置できないと判断したものである。

■宮田しずのり■ 今のはわかりにくい。もう1回聞く。例えば平成17年度、去年でいうと、上申書が上げられたのが415ヵ所、そして設置されたのが80ヵ所というふうに聞いているが、この415ヵ所の上申書のうちに、実際に設置ができないといものはどのぐらいあるのか。

■上山交通部長■ 重ねてご答弁する。17年度については、県下で415ヵ所の信号機の設置上申を受けた。その中で、道路形状により、物理的に信号を設置することができない箇所が280ヵ所あり、これを除いた135ヵ所中、80ヵ所に設置をしたところである。

■宮田しずのり■ もう1回、ここで確認するが、その上申書を上げるときというのは、その前に公安委員会から行って、現地を確認して出されるんじゃないのか。それとあわせて、それぞれの警察署は、ちゃんと現場を見て、ここは信号機が必要だ、つけられるということを確認した上で上申書が上がってくるのではないのか、現地のそれぞれの警察署というのは、そんなあいまいなもの、設置できないようなものを上げてくることもあるのか。

■上山交通部長■ 県下で415ヵ所の信号機の設置上申を受けたとお答えをした。これについては、地域住民の方々等のご要望により本部に上申をしてきた数であって、その中で、県警本部の交通担当の者が現地へ赴いて、現場調査をしたものも含まれているので、その数を申し上げた次第である。

■宮田しずのり■ ここで余り時間をとるわけにはいかないが、私が今までずっと聞いてきたのは、もともとその上申書以外に、各警察署にはたくさんの地域からの要望が上がってくる。その中で、各警察署がそれぞれ調査をして、信号機が必要だというものを上申書にして上がってくる、それもまた確認をして、設置の計画が立てられるというふうに聞いているが、その点は、今の答弁とは食い違っているので、これは改めて別の機会に質問したいと思うが、いずれにしても、今の設置数でいくと、もう必要数に大幅に不足して足らないということは明らかだと思う。
 そこで、今までいろんな話を聞くと、大体1基信号機を設置するのに、いろんな型があるから値段は差があると思うが、平均すれば350万円ぐらいでできるんじゃないかという話も聞いているが、仮に100基つくっても3億5000万でできるわけであるから、大幅に予算を増額をして信号機を設置する、そして交通事故を抜本的に減らす。例えば歩行者安心エリアが設置された、あれはその一定の地域を、ここではこういうことをやって交通事故を何%減らすとかいう計画は立てられたが、私は、この人身事故なり死亡事故をここ3年間で何%減らすというぐらいの計画を持って、そして信号機もふやしていくという思い切った対策が必要だと思う。
 今、来年度の予算編成の時期で、もう検討されていると思うが、来年はもっとめり張りのきいた予算措置をしていただきたいと思う。本部長、来年はうんとふやしていただきたいと思うが、どうか。

■上山交通部長■ 今後とも交通の安全と円滑化を図るため、必要な箇所に信号機の設置を図るべく鋭意努力をしてまいりたいと存じている。

■宮田しずのり■ これで終わるが、私は、ずっとことしは何回も、常任委員会でも、あるいは予算要望の段階でもこういうことを申し上げてきたが、今、県民の命と健康を守るという点から見ると、この交通事故の問題は本当に重大な課題だと認識をしており、繰り返し要望しているが、今後ともそういうことも申し上げていきたいということを添えて、これで終わる。

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