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2003年度予算特別委員会 新町みちよ
2003年3月11日

予算組み替え動議への賛成討論

従来型の大型公共事業優先の政治の転換を

 わたくしは、ただいま提出された「2003年度予算案にたいする日本共産党の予算組み替え提案」に賛成する立場で意見表明いたします。
 「予算組み替え提案」では、公共事業をはじめ、不要・不急の事業、約836億円を削って、福祉・医療・教育の充実や、中小企業の仕事づくりで県民の暮らしを応緩すると同時に、年々増大する県債を約497億円削減をし、県財政の再建をめざすとしています。 ゼネコンを潤すような従来型の大型公共事業の経済効果は、著しく低下をしているだけでなく、県債を増やし、県財政をいっそう圧迫するばかりです。経済効果の高い地域経済と中小企業が潤う事業に、公共事業全体を転換することが必要です。

乳幼児医療の一部負担の撤廃で、完全無料化を

 福祉・医療の充実では、まず、乳幼児医療費公費負担制度の拡充です。通院の一割負担を撤廃し、小学校入学前まで完全無料化をするものです。これは、若いお母さんたちからの無料化を求める強いねがいを実現するもので、子育てを応援し、少子化対策としてもたいへん有効なものです。また現行は「償還払い」のため、いったん小児科の窓口で医療費を支払った後、市役所の窓口まで交通費を使って領収書を持っていかなければなりません。この償還払い制度をやめてほしいとの要望も完全無料化で解決します。

受給を打ち切る他に例をみない老人医療改悪

 次に、県「行革」で新年度からさらに削減される老人医療費公費負担制度の拡充です。国がすすめる医療の大改悪で、とりわけ、慢性疾患を多く持つお年寄りにとっては、医療費も節約の対象にしなくてはならない深刻な状況がすすんでいます。この医療改悪の防波堤にならなければならない県がさらに削減するのでなく、約14憶5000万円の増額で、いままでどおり受給率を7割に戻し、安心してお医者さんにかかれるようにしたものでございます。
 なお、他府県でも補助対象を住民税非課税者に限定する改悪を実施をしておりますが、兵庫県と違うのは、経過措置をもうけ、現在の受給者から補助を取りあげるというやり方はしておりません。他に例をみない一方的な冷たいやり方と言わざるを得ません。
 在宅老人介護手当支給事業責の補助は、介護保険導入後も寝たきりや痴呆のお年寄りを介護される家族に必要な補助として、予算の増額が切実に求められるものです。これも県「行革」で年々減らされてきたものをせめて昨年並みに戻し、24時間介護にかかわる人たちへの支えにとねがうものです。

明石市で実績のある「民間住宅リフォーム助成制度」創設を

 次に地域経済の活性化のため新しく、「民間住宅リフォーム助成制度」の創設です。とりわけ深刻な不況にみまわれている中小建設業の仕事づくりのため、明石市で実施され、加古川市でもすすめられようとしています。民間住宅の改修に行政が助成することによって、経済的効果は建設業にとどまらず、家具や家電の購入などにも拡大し、助成額の16倍もの波及効果をあげて、住民からも建設業者からも、たいへん喜ばれている制度です。全県的な制度となれば、効果も抜群となり、地域経済活性化におおいに役立つものとなります。

30人以下学級にこそ県税をつかうべき

 最後に、教育では30人以下学級の実現です。3年間で小学校、中学校で実現しようとするものです。すでに22道県政令指定都市で少人数学級、30人学級がすすんでいます。国にその実現をもとめながらも、子どもたちの教育環境をよくするため、ムダな公共事業より、30人学級の実現のために県税をつかうべきではないでしょうか。
 以上、問題をしぼって述べましたが、県民の暮らしの再建と県財政の再建をめざすため、「第1号議案と第4号議案の一部内容の編成替えを求める動議」に賛成するものです。
 委員各位のご賛同をお願いし、わたくしの意見表明を終わります。

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