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  2006年9月28日

青年の声が大企業や世の中を動かしています

直接雇用に道を開いた

県の雇用補助金受給後に
「派遣」を「請負」に変更

 日本共産党兵庫県議団は8月2日、井戸敏三県知事にたいし、松下プラズマディスプレイ尼崎工場が県の雇用補助金(二億円超)受給後、派遣労働者を請負に変更していることについて、県として事実関係を調査し、事実であれば補助金の返還を求めるべきだと申し入れました。
 県の補助制度は常用雇用(正規・派遣など)を対象とし、従業員1人当たり60万円から120万円まで補助するもので、請負雇用は対象としていません。
 松下電器は、各地の工場で法律上の直接雇用義務を逃れるため、請負雇用への変更をすすめており、大きな問題となっています。
 日本共産党県議団は、これまでも二月と六月県議会などで連続してこの問題を取り上げ、松下の他工場での違法な雇用(偽装請負)の実態や、県の税金投入が不安定雇用を広げることにつながることを指摘し、見直しを強く求めてきました。
 今回の申し入れでは▽尼崎工場での請負への変更の全容調査▽県がいつ把握したのか▽県の補助金のあり方そのものを抜本的に見直し、正規雇用を拡大する方向に、雇用対策を転換する―ことを求めています。
 つづき研二、毛利りん、宮田しずのり、新町みちよ、ねりき恵子、杉本ちさと各県議が参加し、表具喜治産業労働部長が「真摯(しんし)に対応して、調査を行い回答する」と答えました。

一人の青年からの告発や、労働組合をつくって会社や国に訴えた青年に、マスコミも大きな注目をしています。
 不安定な「請負」から直接雇用の道をひらいています。
 「大企業の違法な請負、使い捨てを許さない」「法律どおりに正社員にせよ」と
 まっとうな声が世の中を大きく動かしはじめています。

松下プラズマ工場では

 茨木工場で請負労働者として働いていた吉岡力さんが偽装請負を告発。吉岡さんは半年間直接雇用されたものの今年1月に解雇され、正社員にするよう求めて裁判所に提訴中です。
 尼崎工場では兵庫県が2億円余の雇用補助金が大きな問題に。日本共産党兵庫県議団が、議会で連続してとりあげ、違法な偽装請負などの雇用実態の調査などをせまり、2億円の税金の返還を追及しています。
 新聞各紙で、ひどい手法が明らかとなり、松下電器は「請負労働者の2割、360人ほどを直接雇用する」と発表しました。

トヨタ系の会社では

 徳島のトヨタの部品製造している光洋シーリングテクノでは200人を超える請負労働者がいます。中心で仕事をしながら時給1100円、3ヶ月契約という不安定雇用で、賃金は正社員の3分の1。「これでは将来の見通しが持てない」と労働組合をつくって、59人が期間工(6ヶ月契約)の直接雇用を実現しました。

青年のブログが火をつけた!

 経済紙の「エコノミスト」(9月5日)が、松下プラズマ(茨木)の偽装請負の被害にあった吉岡さんと、トヨタ系の光洋シーリングテクノ(徳島県)のブログを、「偽装請負告発につながった」「労働組合や企業の関心を集めている」と紹介。

○吉岡さんのブログ 「松下プラズマディスプレイ社 偽装請負事件
○JMIU徳島地域支部のホームページ「光洋シーリングテクノの偽装請負問題

関連リンク

  • ブログ「ぶっとばせ格差社会!
    11月19日は、『青年雇用集会☆in兵庫』にいこう!! 広げよう格差じゃなく連帯!
    青年雇用アンケートについても報告します。
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