兵庫県知事 井戸敏三 様
年 月 日 こどもの医療費の完全無料化、30人学級の実現を求める署名(こども署名)
いま親たちは、こどもの笑顔に励まされながら、仕事や子育てに懸命に取り組んでいます。子育てのなかの大きな不安に「こどもの病気」と「教育問題」があります。
こどもは病気にかかりやすく、重症化することも多いので、早期発見・治療が何よりも大切です。「お金の心配なくこどもを病院につれていきたい」という願いは、ますます切実になっており、少子化対策・子育て支援にとっても医療費の無料化が大きな力となります。
全国すべての自治体で何らかのこどもの医療費補助が行われ、すすんだ所では、中学校卒業まで医療費が無料の自治体も多くなってきています。兵庫でも就学前まで無料にし、小学校にも補助をひろげる自治体もあります。
また、教育を充実する要求はますます強まっていますが、2004年から兵庫県で実施された35人学級は、小学校2年生までしか実施されていません。
先進国で40人学級は日本と韓国だけとなり、欧米では20人程度が当たり前です。父母や教育関係者の願いは、小学校と中学校のすべての学年で、少人数学級を実現することです。
国が責任を果たすと同時に、兵庫県として県民の願いを実現するための取り組みと予算措置が求められています。
よって、下記事項の実現を強く求めます。
【要求事項】
- 国に対し、こどもの医療費無料制度の創設、少人数学級の実現を強く求めること。
- 兵庫県のすべてのこどもの医療費を、義務教育終了まで完全無料化すること。
- 兵庫県の少人数学級・30人学級を、義務教育の全学年で実施すること。
取扱団体
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