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2015年3月13日

2015年度兵庫県予算案の組み替えについて

県民のいのち・くらし守り、充実する
兵庫県予算の実現のために

チェックとともに、具体的・建設的な提案活動として

〜15年連続となる日本共産党の予算組み替え

 安倍政権は、介護報酬の削減、生活保護の基準引き下げ、病床削減など、社会保障費の自然増をはじめとする削減方針は、住民と地方自治体に大きな影響を及ぼします。
 兵庫県が、「住民を守る防波堤」の役割を果たすのかが問われています。日本共産党兵庫県会議員団は、「行革プラン」の立場でなく、県民の立場にたった県政を実現するため、批判的にチェックすると同時に、具体的な提案型の活動として、今年で15回目となる予算組替えとなります。

予算組み替えのフレーム

 無駄・過大・不急等の事業、98項目・536億円(一般会計・特別会計・企業会計の1.56%)を減らし、そこから生み出された一般財源83億円を、県民の要求の強い、くらし、福祉、教育などの分野に振り向けています。
 また、特定財源である、宝くじ益金や地域振興基金から約2.8億円を、民間住宅や保育所の耐震化、バリアフリー、住宅リフォーム助成や、住宅用太陽光発電設備設置補助の復活などに充当しています。
 さらに、一般会計と2つの特別会計、病院事業会計で、あわせて借金(県債発行)317億円を減らし、財政の健全化を図っています。

予算組み替えの主な内容

  1. 県民のくらし優先の予算を充実させる

    子育て、教育への支援を強める

    • こどもの医療費を、中学校卒業まで、一部負担と所得制限をなくし、通院・入院とも無料化(6,337,000千円)
    • 35人学級を小学校5年生で実施(632,000千円)
    • 「子どもの権利条約」教育推進 (5,000千円)
    • ごはん給食推進事業の復活 (10,721千円)

    社会保障の削減、「県行革」影響の回復

    • 難病医療費の非課税者の無料継続 (43,000千円)
    • 「第三次行革プラン」前にもどす
      老人医療費助成(53,000千円)
      ひとり親家庭医療費助成 (635,000千円)
      老人クラブ活動強化事業費補助の単価をもとにもどす (14,000千円)
      私立高校生徒の授業料軽減(県単分の削減中止)(98,000千円)
      若者しごと倶楽部サテライト(尼崎)復活 (7,802千円)
      シカ有害捕獲予算の増額 (48,982千円)
    • 重度障害者(児)医療費助成(世帯合算をやめる)(100,000千円)
    • 障害者の地域生活の支援(3,000千円)
    • 看護師学生就学資金貸付金の復活 (21,552千円)
  2. 防災・減災対策、再生エネルギー、地域経済対策
    • 中小企業振興条例の検討予算(1,000千円)
    • 「働く若者のハンドブック」(冊子)の発行(2,000千円)
    • 民間住宅の耐震化の促進(60,000千円)
    • 保育所緊急耐震化促進事業(25,000千円)
    • 温室効果ガスの総量規制の検討(500千円)
    • 住宅用太陽光発電設備設置補助の復活と拡充(100,000千円)
    • 自然エネルギー地域ポテンシャル調査(6,000千円)
    • 民間住宅リフォーム、バリアフリー事業の拡充(93,471千円)
    • バス対策費補助(4,000千円)
  3. 不要・不急の事業の見直し、県民合意のない事業を見直す
    1. パナソニック等への企業立地補助を削減(△1,674,692千円)
    2. 不要・不急の公共事業等の削減
      • 神戸空港、但馬空港など空港関連(△912,670千円)
      • 無駄、環境破壊のダム事業(△2,158,990千円)
      • 道路関連の事業(△9,969,834千円)
      • 大規模林道や農道(△495,010千円)
      • 国が負担すべき国直轄の公共事業等(△9,545,323千円)
    3. 問題のある事業や県民合意のない事業など
      • 農地中間管理機構等 (△648,578千円)
      • 県立こども病院の人工島(ポートアイランド2期)移転 (△12,565,242千円)
      • 関西広域連合の分担金(△262,717千円)
      • 「行革」フォロー、権限移譲、構造改革特区等 (△2,852千円)
      • 警察の報償費の削減(△45,000千円)
      • 不公正な同和行政が残っている事業を削除(△497,779千円)
      • 住民基本台帳ネットワーク関連(△549,532千円)
      • 過大な情報ハイウェイ事業(△259,309千円)
    4. 議員の海外渡航費の見直し
      • 友好都市訪問の公式行事のみとし、人数も限定するなど簡素化する(△11,100千円)

より詳しい資料

  • 組み替え案の具体的内容(テキストファイル20KB)>>ここを右クリックでダウンロードできます。
  • 歳入・歳出の増減一覧表(PDFファイル5.1MB)>>ここを右クリックでダウンロードできます。
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