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2003年3月11日

 

2002年度兵庫県予算組み替え 参考資料

2003年予算組み替え案の内容と規模

1、03年兵庫県予算案について

公共事業を「いくら確保するかが最大の焦点」(井戸知事)というように、兵庫県の予算は、あい変らず大型開発をすすめ、福祉・医療、教育を「行革」計画通り削っています。
 「兵庫再生予算」どころか、ムダな公共事業のツケを県民に押し付ける予算であり、全国にひろがる「自治体らしい自治体」の流れとは逆行するものです。

2、予算組み替えの内容

 老人医療費公費助成を改悪前の7割受給にもどし、乳幼児医療費の一部負担をなくし就学前まで完全無料化させる予算を増額しています。教育では、小中学校の30人以下学級を3ヵ年で実施し、県立大学の授業料値上げを中止する予算を増額。
 中小企業対策を強め、金融機関の「貸し渋り」防止にむけた調査費や、地場産業の振興策、民間住宅リフォーム助成制度の創設で、中小業者の仕事おこしの施策を盛り込んでいます。
 減額の主な中身は、空港や道路など不要・不急の公共事業が中心で、淡路夢舞台の国際会議場関連予算の経費も縮減。市町合併誘導、住民基本台帳ネットワーク、「人権」の名で同和事業を残す施策も削除しました。

3、予算組み替えの規模

 編成替えの対象はこれまで同様に一般会計予算案を中心としつつ、特別会計についても対象としました。
 一般会計は76項目約836億円を削減し、捻出された一般財源約117億円を、切実で実現可能な新規事業および改善・拡充事業33項目に当てることとしています。
 公共事業用地先行取得事業特別会計は、開発事業用地費30億円と土地開発公社への貸付金の半額50億円を削減しました。
 組み替え後、全体の予算規模は約849億円縮小し、3兆3280億円となり、県債も約497億円削減。財政再建につなげます。


組み替え予算のフレーム

一般会計(単位:千円)
  項目   県債
歳出の減額 76項目
△83,663,609
捻出される一般財源
11,708,201
県債の削減額
△46,682,608 
歳出の増額 33項目
11,764,027
必要となる一般財源
11,708,201
県債の発行額
0
差し引き  
△71,899,582
 
0
 
△46,682,608 

特別会計(単位:千円)
  項目   県債
歳出の減額 3項目
△13,000,000
捻出される一般財源
0
県債の削減額
△3,000,000

全体の会計規模
区分 予算額 増減額 編成替えの後の予算規模
一般会計
2兆1020億円
△719億円
2兆301億円
特別会計
1兆1420億円
△130億円
1兆1290億円
企業会計
1689億円
0
1689億円
合計
3兆4129億円
△849億円以上
3兆3280億円

 

 ムダや不要不急の公共投資を削り、福祉・医療の社会保障の充実・教育、くらしにまわし併せて借金を大幅に減らし、健全財政にするため新年度予算の組み替えを求める。
 全国の自治体らしい自治体めざす新しい流れに兵庫県変える。

より詳しい資料

  • 組み替え案の具体的内容(テキストファイル11KB)>>ここを右クリックでダウンロードできます。
  • 歳入・歳出の増減一覧表(エクセルファイル71KB)>>ここを右クリックでダウンロードできます。
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