行革特別委員会(2日目)開かれる
つづき研二県議が質問
27日、兵庫県議会で、「行財政構造改革調査特別委員会」(2日目)が開かれ、日本共産党のつづき研二県議が当局の姿勢をただしました。 つづき県議は、「公共事業優先で無理に無理を重ねてきて借金を増やしてきたことが一番の問題」であり、「89年と比べて、公共事業が増えているのは兵庫も含めた全国5県だけで、兵庫はワースト3位だ。長野県など5割台にまで削減している。やる気になれば公共事業は半分近くにできる」と強調しました。 さらにつづき県議は、県民サービスを3割削減する県当局案にたいし、「耐震偽装では、確認申請を民間任せにして行政の専門家をなくして、あのような事件が起きた。県の事務をどんどん削減すれば、問題が次々起こる危険性がある」と警告。 また、「市町に事務移譲を相談する会議を数回開いているが、市町からは『専門家を育成するのが困難』との声がだされている。福祉関係の職員は、もともと全国でワースト2番目の少なさ。これに3千人削減すればどうなるのか。県民の暮らしや命にかかわる仕事は、どんなことがあっても守る姿勢が必要」と主張。
|