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2007年05月23日

「播磨臨海道路」問題で学習会

クリックで大きな写真を表示 5月23日、党兵庫県議団が主催した「播磨臨海道路」問題の学習と交流のための会議が加古川市で開かれ、播磨地域の市町の議員や団体など20人が参加しました。
 「播磨臨海道路」は、明石から姫路までの臨海部を通る新しい高速道路計画で、県や市町長、商工会議所などが推進し、国に要望活動などを行っており、数千億円規模と言われています。
 学習会では、松本滋兵庫県立大学教授が、計画の問題点について報告。「人口減少社会と環境危機のなかで、車に依存しないまちづくりという世界の流れに逆行していること」や、道路建設の最大の理由となっている加古川バイパスの渋滞解消についても、利用の少ない山陽自動車道などに振り向けるなどの検討がされていないことを指摘し、播磨臨海道路計画が、ムダな公共事業になる危険性が浮き彫りになりました。
 参加者から、「大企業の遊休地を高く買い上げるための計画ではないか」、「加古川バイパスの渋滞は構造的な問題。バイパスの改良こそ必要」「住民に生活道路が安全になるなどのゴマカシ宣伝がされている」などの意見がだされ、この問題で、今後も各地での学習会や連携した取り組みをすすめていくことが話しあわれました。

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