拡声機規制条例改悪案への修正提案
26日、警察常任委員会(宮田しずのり県議)
26日、兵庫県議会警察常任委員会で、日本共産党が「拡声機規制条例」改定案に対する修正提案を行いました。宮田しずのり県議が提案説明。 拡声機規制条例は、警察が音量測定し、85デシベルを超えると停止命令を出せるなど、憲法の表現の自由を侵害するもの。 今議会で、(1)音量測定を至近距離で行えるよう変更。(2)「違反」を繰り返すと一定地域・時間内は拡声機使用を禁止する命令の新設―など規制を強化する改定案が提出されています。 日本共産党の修正案は、規制強化の内容を削除するとともに、「通常の政治活動、市民運動、労働運動に伴う拡声機の使用」について条例の適用除外とするもの。現行では、「取り締まりの対象としない」という付帯決議が採択されていますが、条例には明記されていません。 宮田県議は、条例の濫用で表現の自由が侵害されるのを防ぐために、付帯決議ではなく、条例本文に明記すべきだと強調。 県警は、「条例改定は規制対象を変えるものではない」「今後も付帯決議をふまえ適切に運用する」などとのべました。
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