「福祉の心」がない兵庫県政
290回一般質問 (新町みちよ県議)
兵庫県議会で2月22日、新町みちよ議員が一般質問に立ちました。 新町議員は、介護保険改悪で、「要支援」の高齢者のケアプラン作成の報酬が低い上、作成を担う「地域包括支援センター」が明石市には国基準で10か所必要なところ1箇所しかなく、パンク状態だと指摘。サービスを受けられない高齢者が出ないよう、センター拡充とケアプラン作成への支援を求めました。 障害者「自立支援」法の応益負担について、国と県の新たな低所得者対策でも、全盲の夫婦が外出に欠かせないガイドヘルプサービスを使えば年間15万円まで自己負担が必要なことを示し、県の数千万円の上乗せで低所得者の利用者負担をゼロにするよう迫りました。また、障害者の就労支援の充実と小規模作業所への支援強化を求めました。 学童保育について、県として運営基準を持ち、大規模化や待機児童の解消を求めました。 知事は、学童保育について「大規模化解消へ市町への支援と指導を行う」とのべましたが、障害者の応益負担は「制度維持に必要」と冷たい答弁。新町議員は「福祉の心がない県政だ」と批判しました。 他に、高齢者の見守り強化、特別支援教育の人的配置の拡充、高校の学区拡大計画の中止などを求めました。
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