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2006年12月27日

兵庫県の「認定こども園」独自補助制度

兵庫県は、認定こども園の設置に向けた支援を行うことを発表しました。内容は、国の補助金がない施設に県と市の負担相当分を補助するというものです。
例えば、無認可の保育所部分では、0歳児で約3万7900円。1歳児と2歳児は約2万円(同額を市・町が負担)の補助金がつきます。
また、保育に欠けない0〜2歳児や幼稚園部分にも若干の補助金が設定されています。
日本共産党県会議員団は、11月議会に「認定こども園条例」の修正案を出しましたが、提案説明や討論の中で、「無認可施設への補助金がない中では良い保育はできない」。また「子育て支援にも財源の裏づけがなくては職員の配置も出来ない」と指摘しました。
今回の県補助金は一定の前進ですが、本来あるべき国からの補助金は全く考慮されておらず、不足分は保育料に上乗せされるか、保育士の身分をパートのような不安定雇用にするなどの懸念は依然として残っています。
また、民間企業参入によって、営利優先の施設が出ることも心配されます。
子どもにとって良い保育を進めるためには、県として十分な財政措置が求められます。

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