障害者支援 市町予算前に支援策決める
杉本ちさと県議の代表質問
29日の兵庫県議会本会議で、日本共産党の杉本ちさと県議が代表質問にたち、県知事などに質問しました。 杉本県議は、障害者「自立支援」法にかんする県独自支援について、国の影響調査の結果をみてから考えるとする県にたいし、「応益1割負担」に苦しむ姫路市の障害者の実態や声を取り上げ、「国待ちでなく早急な対応を」と迫り、知事は「来年度の市町予算に間に合うよう支援策を打ち出す」と時期をはじめて明らかにしました。 「松下の工場の非正規雇用はワーキングプアーそのものだ」。松下プラズマディスプレイ尼崎工場の違法雇用が明らかになったもと、「松下を不問にし、補助を続けたままで県下に広がる偽装請負等の是正はできない」と迫ると、知事は「県内企業である限り、違法な雇用を続けることは好ましくない」とのべました。 また、サラ金で「命の担保」として問題となってる「生命保険」による借金の弁済と同様の保証協会「団信」(団体信用生命保険制度)が、中小企業制度融資の申込時に、意思確認されている問題について、書類添付をやめるよう求めました。 その他、こども医療費助成や少人数学級の拡大、排出データねつ造の神戸製鋼への県の不十分な調査、但馬空港の滑走路延長、播磨臨海の高速道路計画などムダな公共事業の中止を求めました。
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