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2006年09月20日

県民生活応援へ、無駄な但馬空港の滑走路延長中止を

宮田しずのり県議の代表質問

 19日の兵庫県議会本会議で、日本共産党の宮田しずのり県議が代表質問にたち、県知事などに質問しました。
 宮田県議は、小泉構造改革の5年で県民生活はどうなったか、独自の県民アンケートで、相次ぐ負担増によって「生活が悪くなった」の回答が63%となり、介護保険や国保、市県民税の引き下げや、こどもの医療費無料化に要望が強いことを紹介し、高齢者の負担軽減、福祉の向上等の県予算への転換を強く求めました。
 障害者の小規模作業所について、日本共産党の質問や関係者からの強い要望を受けて、知事は先日県単独補助の継続を発表しましたが、さらなる拡充を要求。障害者と家族の自己負担への軽減支援も求めました。
 一方、無駄を重ねる公共事業として、但馬空港の滑走路延長(1,200メートルから1,500メートルへ・約100億円の事業費)を追及。根拠のない需要予測にもとづき、310億円かけて建設し、赤字補填や市町からの補助等毎年4億円も税金投入しながら収入はわずか265万円しかない「赤字空港」で、東京直行便にそなえて滑走路延長しても採算がとれないと批判、きっぱり中止を迫りました。
 また、イオン伊丹西店のまちづくり3法改定前の「駆け込み出店」について、知事としてイオンに出店計画の見直しを働きかけるよう要求。松下プラズマディスプレイ尼崎工場の補助金問題の調査、こどもの医療費助成や少人数学級を中学校まで広げることを強く求めました。
 井戸敏三知事は、障害者の1割負担について実態把握し、今後対応を検討する前向きの答弁をしましたが、高齢者負担増を合理化し、介護保険制度での新たな支援はせず、但馬空港の滑走路延長は中止せず、すすめる姿勢を示しました。

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