戦争の港にするな 米艦姫路入港に市民が抗議
米イージス駆逐艦「ジョン・S・マッケイン」が兵庫県・姫路港に入港した24日、「米軍艦『イージス駆逐艦』姫路港寄港に反対する市民の会」は現地で抗議集会を開催し、入港してくる「マッケイン」にむかって「寄港反対」「姫路港を戦争の港にするな」と唱和しました。 「マッケイン」が接岸した埠頭は、コンテナをびっしり並べて封鎖し、市民の立ち入りを禁止。大量の警官が埠頭入り口を固め、ものものしい雰囲気のなか、姫路市民、平和団体、労組などの人たち200人は近くの公園で集会を開きました。 梶本修史・県原水協事務局長は、「テロが心配といいながら県が寄港を認めたのは絶対に許せない。知事は、核はないと確認したというが、米側は回答していない。しかも非核証明は意味がないとまでいった。寄港にしっかりと抗議の声をあげよう」と訴えました。 「こういう行動に初めて参加した」という姫路市の谷口文代さん(主婦)は、「いやなことはいやといわなければ、と思ってきました。軍艦が入るのは気分が悪い。日本はいま危ないと思う」と話していました。 |