こどもの医療費無料化、少人数学級で県政懇談会を開催
署名など全県的な取り組みを提起
20日、日本共産党兵庫県会議員団は、こどもの医療費無料化、少人数学級の問題を中心とした県政懇談会を開催しました。運動団体の代表や市会議員などの参加で熱心な議論が交わされました。 毛利りん県議(政調会長)が、兵庫県の乳幼児医療費助成制度の変遷や、県内市町の独自支援の状況を報告。 京都府園部町や八木町では高校卒業まで助成しており、全国的には、中学校卒業まで対象を広げる自治体も増えていることをなどを紹介。 また、1・2年生で実施されている少人数学級では学校現場の大変な状況などが紹介されるなど、小中全学年に広げる必要性を強調しました。 こどもの問題を解決するために、医療費を義務教育終了まで無料にすることと、少人数学級も小・中学校の全学年に広げる事を求める「こども署名」として全県でとりくみたいと訴えました。 議論のなかでは、「憲法を生かす取り組み。署名目標の20万筆は大きな効果がある」「伊丹市は乳幼児の医療費が充実しているから転居してきたという子育て世代がある」「子どもに熱があっても給料日前になると連れて行くのを躊躇して、最悪の状況になった」など様々な実態が報告されました。 また、「子どもを中心にしたまちづくり等、長い目でみた運動や取り組みのきっかけに」など、積極的な発言がだされ、今後の取り組みについても意見交換がされました。 県会議員団としても11月議会に向けて、議員提案で「こどもの医療費無料化」の条例提案をする決意も述べました。 堀内照文参院兵庫選挙区候補も、子育て真っ最中の自身の体験もふまえて訴えとあいさつを行いました。
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