神戸製鋼のばい煙データ改ざん 県に究明を申入れ
県議団と加古川市議団、星原さちよ加古川県政対策委員長と
神戸製鋼所の加古川製鉄所と神戸製鉄所が、窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)の大気汚染防止法の基準値超過をかくすため五年間にわたって計測データの改ざんをおこなっていた問題で日本共産党兵庫県会議員団と加古川市議団は、26日、県からの聞き取り調査をおこない、真相究明などについて申し入れました。
各議員は、ばい煙がひどく住民から市や神鋼に苦情が寄せられていたことや、県と市と神鋼が結んでいる「公害防止協定」にそむいて測定結果をごまかし市に報告していたことを指摘。 「改ざんが五年にわたり明らかにされなかったのは、会社ぐるみで行われ、県の立ち入り調査や県のチェック体制にも不十分さがあったのではないか」とただしました。県として地域住民からの聞き取りや健康調査などを行うことや調査結果をすべて情報公開すること、今後の再発防止対策などを求めました。 県は、「26日に20名体制で調査を行う」「ばい煙だけでなく水質調査など全面的に行う」とのべ、神戸製鋼所にたいし6月22日までに問題点や改善点などの報告を求めていることを明らかにしました。
この申し入れには、新町みちよ、宮田しずのり、毛利りん、筒井もとじ県会議員と、星原さちよ(加古川県政対策委員長)、中村てる子、広瀬ひろ子加古川市会議員が参加しました。 リンク ⇒日本共産党神戸製鋼委員会「災害・事故多発 安全対策の抜本的見直しを」 http://www.jcp-shinko.jp/teian.html ⇒日本共産党加古川市議団 http://www.jcp-kakogawa.com/cgi-column/column.cgi?mode=view&no=23 |