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2006年04月24日

私立学校の授業料の免除制度を

17日・つづき県議、文教常任委員会

17日、兵庫県議会文教常任委員会が開かれ、日本共産党のつづき研二県議は、私学支援ついて質問しました。
 つづき議員は、県立高校の授業料が年間11万5千円に対し、私学は平均でも28万9千円と高額な負担にもかかわらず、家計の厳しい生徒への県の授業料免除制度は私学にはなく軽減補助だけのため、公立では負担なしでも私学では負担が年間11万円を超えることについて質しました。県教委の藤原教育課長は「今後取り組むべき大きな課題と認識している」と答弁しました。 
つづき議員は、「生徒の5割が県の授業料軽減補助を受けているという私学高校が十一校あるが、そのうち、十校は授業料が平均額より低い。平均以下の授業料でも授業料補助を受けなければ通えない生徒が5割を超える。大変な実態だ。憲法や教育基本法の機会均等が保障されていない。国連からも教育の無償化に逆行した日本はこの6月までに報告を求められている。公立では、負担ゼロですむのに私学では3年間で最低でも34万円の負担をしなければならない。公私同じにしてはならない根拠があるのか」と質問。同課長は、「根拠はない。政策のスタンスの問題、政治の話。限られた予算の中で増やすように努力してきたしこれからも努力したい」と答弁。つづき議員は、全国25府県で不十分さはあるが私学へも全額免除制度を実施している。県として、そのレベルを超える取り組みを求めました。

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