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2006年03月27日

「道路特定財源確保」を求める意見書を、自民、公明、民主、社民が採決強行

中村まさひろ県議が反対討論

 「無駄な高速道路計画を見直せ」は、国民の圧倒的多数の声ですが、県議会では事情が異なります。
 井戸知事も「兵庫の高速道路は、全国第2位だが、十分ではない」と促進の強い意欲を見せており、第2名神、大阪湾岸道路西伸部、播磨臨海地域道路などの高速道路に関する事業費や調査費を新年度予算に計上しています。
 県民の立場でチェックするべき県議会も、与党の自民党、公明党、県民連合(民主党と社民党)が一緒になって、「道路特定財源の確保を求める意見書」の採決を強行しました。今後の兵庫での数兆円規模の道路建設を後押しするものです。
 もちろん、必要な道路はありますが、道路特定財源を維持する理由になりません。一般財源化して、福祉にも使いながら、必要なら道路にも使えばいいだけです。
 特に、民主党等は国会では、「無駄な道路建設反対」「一般財源化」を主張しながら、地方では自民党といっしょに道路財源確保の意見書に賛成する道理のなさです。批判をまぬがれることはできません。

採択された意見書⇒http://www.hyogokengikai.jp/teirei/05-33.html

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