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2005年04月26日

JR事故 安全ないがしろと「現場からも批判」

仁比参院議員・参議院国土交通委員会

クリックで大きな写真を表示 兵庫県尼崎市でのJR福知山線の事故について、日本共産党の仁比聡平議員は二十六日、参院国土交通委員会でJR西日本の安全管理態勢が不十分ではなかったかとただしました。
 事故車両は伊丹駅を一分半遅れで出発しています。仁比氏は、過密ダイヤで定時運行が優先されるもと、運転手が遅れを取り戻すため相当なスピードで走っていたと推測されると指摘しました。また、ATS(列車自動停止装置)は古いタイプのもので脱線防止ガードも設置されていないことが明らかになっています。現場労働者からも「相次ぐ合理化の一方で設備面でどこまでフォローできてきたのか、はなはだ疑問だ」との声があがっていることを示し、「安全性がないがしろにされている」と批判しました。
 二〇〇二年十一月には、けが人を救助中の救急隊員二人が後続の特急にはねられ死傷した事故がおきています。仁比氏は、この事故で大阪地裁判決がJR西日本の安全管理態勢について「ダイヤの早期正常化に関心を傾けすぎていた」と強く批判していることを紹介。「安全優先」の大原則を現場で保障する運行システムの確立が大事であり、そうした観点での事故原因と背景の徹底究明、再発防止対策を強く求めました。
 北側一雄国土交通相は「安全確保が大前提であり、そのことを社をあげて肝に銘じていただきたい。事故調査委員会でしっかり調査・分析していく」と答えました。
 仁比氏はJR西日本を招致しての参考人質疑を求めました。

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