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本会議 第322回本会議繰り越し議案反対討論 いそみ恵子
2014年3月24日

 私は、日本共産党県会議員団を代表して、上程中の議案第148号、平成25年度一般会計補正予算に反対し、討論を行います。
 今回の平成25年度の繰り越し補正は、1240億4000万円を繰り越すものですが、その内、434億円が国の経済対策の2月補正分で、その繰り越し率は、86.2%となっています。
 日本共産党は、2月7日の臨時県議会の質疑でも、県の補正予算が安倍内閣と同じく、投資的経費、公共事業関連だのみの予算となっていることを指摘し、働く人の賃金を引き上げ、安定した雇用を増やすための施策に切り替えることを求め、予算を福祉や中小企業支援などに幅広く活用することを提案してきました。今回、2月補正のほとんどの繰り越しが含まれていますが、厚生労働省が発表した1月の毎月勤労統計調査でも基本賃金は、20か月連続で前年を下回っています。国民所得が落ち込んだもとで、いくら公共事業だけを積み増しても、一時的に一部がうるおっても消費拡大、内需拡大には、つながらないことは、もはやはっきりしてきています。今回の補正、繰り越しにもその内容が反映されています。

 まず、第一の反対理由は、道路関連事業の繰り越しについてです。
 今回の繰り越しには、高規格道路として、建設がすすめられている国道178号・浜坂道路で当初予算と2月補正含めて、12億6千万円、東播磨南北道路で2億円が含まれています。これまで繰り返し述べてきましたがバイパス等の整備は、必要ですが、地域高規格道路の費用対効果という点から見ても、事業そのものの見直しが必要であり、繰り越しをしてまで事業をすすめることは、認められません。
 街路事業としてすすめられている園田西武庫線は、当初予算12億2100万円の内、10億4500万円を繰り越すものです。この内、御園工区は、土地開発公社が三菱電機から先行取得している土地を買戻し、道路建設をすすめています。問題は、三菱電機の工場内の施設を玉突き状態で移転し、建物を建て替え、工場内の通路の付け替えを行う費用など過大で莫大な補償費を支払うために、わずか909メートル建設するのに174億円、1メートル当たり1900万円も投入する道路建設で、反対です。
 また、一般県道川西インター線事業についても、当初予算と2月補正含めての繰り越しが行われています。これは、新名神高速道路の川西インターを、国道173号と川西篠山線間をつなぐ道路で、日本共産党は、新名神高速道路そのものについて、必要性に疑問のある無駄な事業として反対していますが、その関連道路として3.3キロメートルに事業費220億円の4車線道路を新たにつくることについても反対です。また、一日19400台の交通量を想定していますが、地元では、車の流入により、いまでも渋滞に悩まされている中、さらに渋滞が悪化するのではないかとの懸念もあり、繰り越ししてまで事業をすすめることは、認められません。

 基幹農道整備事業の蔦沢菅野線も延長1830メートルに総事業費19億5500万円もかけるもので、当初から税金の無駄遣いとして批判が強く、国庫補助のトンネル部分を今回5億2900万円の内、4億8000万円を繰り越すもので、繰り越ししてまで進める必要は、ありません。

 第二の反対理由は、ダム事業です。
 ダム建設で23億3千万円の繰り越しがありますが、金出地、西紀、与布土の3つのダム建設で、治水・利水・環境など総合的な治水対策が十分検討されないまますすめられており、認められません。

 第三の反対理由は、まちづくりについてです。
 都市開発事業の中で、明石駅前南地区の再開発事業補助金5億5200万円が繰り越されています。この事業は、組合施行で行われているものの、明石市の財政負担が大きいなどとして、住民の反対運動がおこり、住民合意が得られていない中、事業を繰り越して推進することに反対です。

 なお、高校耐震化など、繰り越しが必要な事業のなかで、一部に入札の不調や、人材不足、資材の高騰などの問題があります。労務単価のさらなる改善や、下請け労働者等の労働条件の改善などが求められることを、申し添えます

 以上、議員各位のご賛同をお願いし、私の討論を終わります。

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