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本会議 第312回本会議議案反対討論 きだ結
2012年3月22日

繰り越し議案反対討論

私は、日本共産党県会議員団を代表し、上程中の第172号議案、「平成23年度兵庫県一般会計補正予算」について討論を行ないます。

第1に、道路事業についてです。これまでも繰り返し述べてきたように、東播磨南北道路は6キロメートルに660億円もかける高規格道路で、一般道形式に見直すべきと主張してきました。今回の繰越についても反対します。
また、国道178号・浜坂道路についても、鳥取宮津自動車道の一部区間として、高規格道路として整備し、わずか6分の時間短縮のために、9キロの「浜坂道路」全体で245億円の総事業費は過大であり、繰り越しにも反対です。
また、播磨臨海地域道路網の委託調査について、連携してすすめている国の調査の発注が遅れたため、県の調査の発注も遅れ、繰り越すとのことですが、今回の調査依頼は、「新たな将来交通量配分の実施」、「整備効果の算出」と「概略設計」となっています。
新年度の予算でも、知事は提案説明で、「基幹道路ネットワークの形成」として、「新名神高速道路や鳥取豊岡宮津自動車道など基幹道路」とあわせ、「名神湾岸連絡線、大阪湾岸道路西伸部、播磨臨海地域道路の早期事業化」と説明され、去る16日には、「播磨臨海地域道路網協議会」が、姫路で「フォーラム」を行っていますが、将来人口が伸びない予測があるなかで、莫大な税金をつぎこんで、これ以上の高速道路網の整備が必要でしょうか。
もっと、渋滞個所の改良の検討や、国道2号バイパスを山陽道や中国道への振り替えする対策を検討すべきです。

第2に、ダム事業についてです。今議会で総合治水条例が制定されましたが、日本共産党県議団は、これまで「ダムありき」の姿勢を具体的にただし、河川の堤防補強や流域対策、雨水貯留などの必要性を議会でも一貫してとりあげてきましたが、今回の繰り越しにも含まれている3つのダム、与布土、西紀、金出地についても、治水・利水・環境の面から見直しが不十分であり、認められません。

第3に、砂防事業で、六甲グリーンベルト事業の繰り越しがあります。砂防のためと称して、六甲山斜面の1600ヘクタールを買い取る事業で、多額の税金を投入して買い取る必要はなく、繰り越ししてまで、すすめる必要がありません。

第4に、県営森林基幹道、千町・段が峰線については、今年度で事業が終わりますが、豪雨により進入路が通行不能になったため、工事が遅れ、4444万9千円を繰り越すものです。以前から指摘してきましたが、作業道や路網の整備などは必要ですが、千町・段が峰線は、自然の残された尾根を縦走する大規模すぎる林道で、イヌワシをはじめ絶滅が危惧されている猛禽類も生息し、生態系への影響を指摘してきたところで、繰り越ししてまで進める必要はありません。

以上、議員各位のご賛同をお願いし、私の討論を終わります。
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